DAY BY DAY

音源作ってボロいバンに機材のっけて日本全国回る。
バンドがめちゃくちゃ盛り上がっていた2000年代初期。
そんなバンドがたくさんいて、バンドってそうゆうもんだって思ってた。
くるりの岸田さんがツアードキュメンタリーの中で言ってた。
「飛行機でぱぱっと移動すると、自分がどこにいるか分からなくなる」って。
だから、あのアンテナのツアーはバンに炊飯器とかのっけて、お母さんが作ってくれた佃煮持って移動してた。クリストファーマグワイヤとかたっしんがいた頃。
私はあるバンドの遠征に行ったり、行動は勿論別々ですが、ずいぶんとお邪魔させてもらいました。
あの日々はそんな大して長かったわけじゃないし、ほんの数日だったはず。
なのにものすごく鮮明に覚えているんですね。
それほど楽しかったし、もちろん楽しいだけじゃない。
バンドってものすごく複雑なものなんだなって思いました。
他の人から見たら、なんかうぜー粘着系のファンが遠くまでついてっちゃった感じ。うん、そうだねそのとおりですw
わたしは。
バンドって、音楽やるって、どんなことか分からない。
あのステージからどんな景色が、顔が、見えるのか知らない。
いつも見てたのはステージの上のあなたたちだけだったから。
漫画も全部想像でしかないです。
でも、それを、記憶が残っているうちに、残しておきたいんです。
この命が終わるまでになんとかしたい。
別にすぐ死なないけどw
一歩ずつ、一歩ずつ。
行けるとこまで行ってみようって思ったんです。

もう何度も擦り散らかした面白おかしくてくだらなくて、でも感動して泣きたくて、絶対に戻ることのない、私たちの記憶。
明日は明日の風が吹くし。
きっと大丈夫。

